ECサイトのコンバージョン率(CVR)改善のための施策

ECサイトのコンバージョン率(CVR)改善のための施策 ECサイト

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ECサイトのコンバージョン率(CVR)が低いと、いくらサイトへのアクセスがあっても売上を上げることができません。

本記事ではコンバージョン率が低い原因5選と、改善のための施策10選をお伝えします。

ECサイトの売上向上の参考にしてみてください。

【参考】ECサイトのコンバージョン率(CVR)の平均はどれぐらい?

 

ECサイトのコンバージョン率(CVR)が低い場合に考えられる原因

ここではコンバージョン率(CVR)が低い場合に考えられる原因を5個解説します。

 

原因①ファーストビューがわかりづらい

ファーストビューとは、サイトにアクセスしたさいに最初に表示される画面です。

ユーザーは約3秒でスクロールをするか離脱をするかを判断します。

この約3秒で求めているものがここにあると思わせないといけません。

社長の思いや、業界の説明などニーズに直接関係のない情報が多いと、ユーザーは早々にサイトから去ってしまうでしょう。

 

原因②購入までの導線がわかりづらい

ニーズにマッチした商品に出会ったとしても、どこをクリックすれば購入に至るのかが分かりにくければ、ユーザーは諦めてしまいます。

折角、購入する気満々で検索して辿り着いたのに、長く長くスクロールをしないと購入する場所がわからないと、サイトから離脱してしまうでしょう。

電話で申し込むのか、メールなのか、フォームからなのか選択肢が多過ぎるのも、ユーザーの手間を取らせてしまいます。

 

原因③ユーザーの行動を促せていない

興味をもってサイトを訪問したユーザーに対して、ただ「申し込みはコチラ」とだけ案内していてはもったいないです。

いつでも同じ条件で買えると思われると、「今じゃなくていい」や「今度、給料が入ったら買おう」などの買わない理由を考える時間を与えてしまいます。

優柔不断な方であればそのままサイトを離れてしまうでしょう。

 

原因④広告の打ち出し方と一致していない

近年では、検索サイトやSNSで広告を見かけるようになりました。

関心を持ってクリックしたら、全然関係のないサイトに誘導された経験をお持ちの方も、少なくないでしょう。

広告を見て関心を持っても、違う商品に誘導されたら購入にいたる確率はかなり低いと思われます。

同様に、検索で訪問するユーザーも、キーワードとサイトの内容が一致していなければすぐに離脱されてしまうでしょう。

 

ECサイトのコンバージョン率(CVR)改善のための施策

ここまでコンバージョン率(CVR)が低い場合に考えられる原因についてまとめました。

ここからは、コンバージョン率(CVR)改善のための施策を10個解説します。

 

施策①わかりやすいファーストビューにする

約3秒でユーザーは読み進めるかどうかの判断をします。

この短時間で関心をもってもらうには文字だけでは到底難しいです。

商品やサービスを好意的に感じてもらえる写真と、キャッチコピーを活用するといいでしょう。

 

施策②いつでもコンバージョン出来るボタンを設置

ユーザーが欲しいと思ったときに、すぐコンバージョンしてもらえるサイト設計をしましょう。

どの画面を見ていても「購入」や「申し込み」といったボタンやリンクが常に表示されるように、ヘッダー、フッター、サイドバーを工夫しましょう。

 

施策③入力しやすいフォームにする

・名前は姓名を分けずに入力する

・郵便番号を入力すると住所が自動で反映される

・必須項目は極力少なくする

・ドロップダウンの利用

などなど・・・

ユーザー目線に立って使いやすい入力フォームを準備しましょう。

 

施策④コンバージョンのハードルを下げる

商品価格が高額な場合など、いきなり本命のコンバージョンを狙うのが難しい場合は、資料のダウンロードや、問い合わせといったハードルを下げたコンバージョンを用意します。

ユーザーとの接点が増えるので、別施策と絡めていきましょう。

 

施策⑤ユーザーの行動を後押しする

優柔不断なユーザーを想定して、特典をつけて後押しをしましょう。

例えば、今なら〇%オフや、送料無料といったメリットをつけます。

迷っているユーザーも、買わないと損だと思い、コンバージョンにつながるでしょう。

 

施策⑥魅力的な商品紹介

商品のスペックをただ伝えるだけではなく、ユーザーの感情を揺さぶる商品紹介を行います。

例えば、数々の苦労を乗り越えてできたといった商品開発のストーリーは、魅力的で伝わりやすい内容です。

 

施策⑦競合他社をベンチマークする

同様の商品を扱っている競合他社がある場合は、常に分析対象にしておきましょう。

市場や環境の変化を自社に先だって取り入れた場合には、すぐに手を打って優位性を確保できるようにしましょう。

 

施策⑧広告とサイトの整合性をとる

広告のターゲットと、実際の訪問者のアクセスを解析して、整合性がとれているかチェックします。

そこに齟齬があるとしたら、広告の出稿先を変更したり、ターゲットを変更するなどして、サイトとの整合性をとるようにしましょう。

 

施策⑨ユーザーの疑問を解消する情報提供

利用者の体験談や、よくある質問といった情報提供を行う事で、ユーザーがコンバージョンするまでの疑問を解消します。

専門家の情報を掲載したり、会社情報を正しく掲載したり、ユーザーの信用度があがる情報提供も有効です。

 

施策⑩スマホ対応・サイトの表示スピードアップ

近年ではスマホを利用してサイトを見るユーザーが増えています。

スマホで見た時に表示が崩れていたり、入力がしにくかったり、そもそも表示が遅かったりしないように、PCとスマホとで動作チェックを行うようにしましょう。

 

ECサイトのコンバージョン率(CVR)改善についてまとめ

ECサイトにおいてコンバージョン率(CVR)の改善は死活問題といってもいいでしょう。

仮に一度高い率を達成しても、さまざまな影響で下がってしまいます。

常に監視を行い、高い状態を保ち、良質なサイト運営につなげましょう。

 

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